短頭種気道症候群

こんにちは、涼しくなり過ごしやすい季節となりましたね。朝夕は冷え込むため人も動物も体調を崩さないように気をつけましょう。

今回はわんちゃんの呼吸器疾患についてです。

短頭種気道症候群

短頭種気道症候群とは短頭種と呼ばれる鼻の短いわんちゃんたちに起こりやすい呼吸器疾患の総称で、代表的なものとして①鼻の穴の狭窄②軟口蓋過長③気管虚脱があり年齢とともに進行する病気です。

運動するとすぐにハーハーする、呼吸音が大きくなる、いびきをかくなどの症状が見られ、進行すると気道が塞がり窒息、失神することもあります。

鼻の穴の狭窄、軟口蓋過長については1歳未満での手術により大きな改善が見られることが多く、また症状のないわんちゃんにおいても鼻の穴の狭窄がある場合には拡張手術を行うと呼吸器疾患の予防ができます。

今回のわんちゃんは去勢手術と同時に鼻と軟口蓋の切除を行っています。

手術前の鼻です、症状はありませんがとても狭く今後、短頭種気道症候群による呼吸器疾患になる可能性が高いです。

大きく鼻の穴を広げました。

写真はありませんが術前のレントゲンと、気管挿管の際に伸びすぎた軟口蓋を確認できたため軟口蓋の一部を切除しています。術後は呼吸状態の悪化も見られず元気に帰って行きました。

ガーガーする呼吸やすぐに疲れるなどの症状があれば病院にてご相談ください。

梅原

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