犬の停留精巣

こんにちは、前回ご紹介した迷子の猫ちゃん、わんちゃん、猫ちゃんの里親さん募集はフェイスブックを通して多くの方に見て頂いています。ご協力いただきありがとうございます。継続して猫ちゃん、飼い主さん、里親さんを探していますので宜しくお願いします。

今回はわんちゃんの停留精巣(陰睾)についてです(以前の猫ちゃんの停留精巣についてはこちらを http://rouji-ah.com/blog/2017/04/10/猫の停留精巣/ ‎)精巣の写真があるため苦手な方はご注意ください。若いわんちゃんの去勢で来院されましたが精巣が片方陰嚢まで降りてきてていません、エコーにて確認すると赤く丸をした部位の下に精巣が確認できました。停留精巣にはお腹の中にあるタイプと、皮膚の下まで出てくるタイプがあります。今回のわんちゃんのエコー検査でお腹の中にあることがわかりました。下の写真の赤い線が腹筋になりその線より上側が皮膚、下側がお腹の中になります。青く囲んだ楕円形のものが精巣です。手術で取り出すとお腹の中の精巣(矢印)が一回り小さいのが分かります。停留精巣は将来腫瘍になるリスクが高くなりますので注意していてください。

老司どうぶつ病院 092-565-6861

梅原

 

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