歯周病 歯石除去(スケーリング)について

こんにちは、今回は歯の治療についてになります。

中齡以降のわんちゃん、猫ちゃんたちに多くなってくる病気の一つが歯周病です。歯石がつき歯周病が進行すると
①口臭がする、口を痛がる
②歯ぐきより出血する
③歯の根元が化膿し顔が腫れる、顎の骨が溶ける
④歯石中の細菌による肺炎、心臓の弁の変性が起こる

といった症状が起こり特に③、④については注意が必要です。

以前ご紹介した歯みがき(http://rouji-ah.com/blog/2017/12/04/歯磨きについて/)では歯石になってしまったものは取り除くことができません。治療にはには超音波スケーラーという器具を使い歯石を除去し、歯の表面をツルツルに磨き歯石を付きにくくするポリッシングを行います。
ポリッシングや抜歯に使う器具ですスケーリングを行う前のわんちゃんの口の状態になります、動物の歯の治療にあたっては処置時間の長さ、安全性の問題より全身麻酔下での治療となるため左に見えるチューブが気管内へ入っています。スケーリン後の口の状態です。

この後大切になってくるのが日々の歯みがきです、最近は様々な製品がありますのでご相談ください。

老司どうぶつ病院 092-565-6861

梅原

 

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