猫の横隔膜ヘルニア

こんにちは、今回は猫ちゃんの横隔膜ヘルニアについてになります。

道で弱っているところを保護された仔猫です、呼吸状態が悪くまた後肢も立たない状態でした。レントゲン検査にて胸とお腹を分けている横隔膜が破れ(下の写真の赤のラインです)

本来なら肺がある位置に肝臓や腸が入り込んでいる(下の写真の赤でかこんでいるところです)横隔膜ヘルニアになっていました。          酸素室で点滴を行なって経過をみていましたが呼吸状態の改善がみられないためすぐに横隔膜を整復する手術を行いました。下が整復後のレントゲンになります、横隔膜のラインもしっかりとわかるようになりました。

    術後の回復も順調で半日後にはフードを食べてくれました。後肢は骨盤骨折を起こしていたため後日骨盤固定の手術を行ない、今は元気に走り回ってくれています。

横隔膜ヘルニアは交通事故による外傷性のものが多く、受傷後時間がたってしまうと臓器の癒着が起きてしまい外科処置が困難となりますので脱走した猫ちゃんなどが様子がおかしいなと思われたら早めに受診されてください。

老司どうぶつ病院 092-565-6861

梅原

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